スマホ業界の競争が激化し、高級コンパクトデジタルカメラと同等、いやそれ以上の大型高画素センサーを搭載したモデルが各社から次々と発売されています。
今回比較するのはどちらも1インチの特大センサーを積んだOPPO Find X6 ProとXiaomi13Pro。OPPO Find X6 Proはハッセルブラッド監修のレンズ、Xiaomi13Proはライカ監修のレンズを搭載し、どちらも現在のスマートフォンの中でトップクラスのカメラ性能を有しています。
１．OPPO Find X6 Proはデザインが優れており、見た目が高級感に溢れています。特に、背面のカメラモジュールは秀逸で3つのカメラが主張します。また3つのカラーバリエーションが提供されておりそれぞれ美しいと評判です。
２．OPPO Find X6 Proは、望遠撮影能力が非常に強化されています。現在のハイエンドスマホのメインカメラの画質はどれも高く差別化が困難になっていますが、その他のレンズに関しては、まだ大きな違いがあります。特に、OPPO Find X6 Proの望遠レンズは優れた手ブレ補正と全画素全方向オートフォーカス技術をサポートしており、暗所での撮影も容易にこなせます。
３．Xiaomi13Proのバッテリー容量は4820mAhで229gとやや重いです。対してOPPO Find X6 Proは5000mAhの大容量バッテリーを搭載しながら、重さはわずか218gとより軽量です。そのため、数値上ではOPPO Find X6 Proに軍配が上がります。
４．Xiaomi13ProとOPPO Find X6 Proはどちらも、SamsungのE6ディスプレイを採用していますが、チューニングが異なります。Xiaomi13Proの画面の最大輝度は1900nitであるのに対し、OPPO Find X6 Proは2300nitに達し、iPhone 14 Pro Maxと同等のレベルになっています。また、OPPO Find X6 Proのディスプレイは、DisplayMate A+評価を獲得しています。さらに、OPPO Find X6 Proでは、光子マトリックス表示技術が導入されており、画面が暗くなっても深みがあり、明るくなっても透明感があり、階調がはっきりしています。
Xiaomi13Proも素晴らしい性能を誇るモデルですが、デザインはやや高級感に欠けハイエンドモデルらしさがありません。Xiaomiの創設者である雷軍（レイ・ジュン）氏は、デザインチームを入れ替えることを検討しても良いかもしれません。
性能面では甲乙付けがたいですが、OPPO Find X6 Proの方がより強力であると言えます。12GB+256GBモデルにおいて、OPPO Find X6 Proは4000円ほど高いですが、望遠撮影性能、ディスプレイ、バッテリーで優位に立っています。4000円の差額は、これらのアドバンテージを考慮すると、十分に価値があると言えるでしょう。
