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ファーウェイとZTEの最新スマートフォンが双方向衛星通信技術を搭載するとの情報

中国のスマホ大手HuaweiとZTEが、それぞれ最新のスマートフォンに衛星通信技術を搭載するという噂が流れています。HuaweiはP60シリーズとMate X3で第二世代衛星通信技術を採用し、緊急時に大きな力を発揮できるとしています。

 

もう一方のZTEも4月12日に開催されるZTE業界端末フォーラムで発表する2023年のフラッグシップモデルであるZTE Axon 50 Ultraに衛星通信技術を採用すると見られています。

ZTE Axon 50 Ultraは、業界初の「衛星通信対応5Gスマートフォン」として、衛星通信機能を搭載。この機能は昨年ZTEが発表した5G NTN技術に基づいており、3GPPがR17ステージで策定した新しい空中インターフェース技術を使用して端末と衛星の直接通信を可能にするものです。デジタルブロガーの情報によると、ZTE Axon 50 Ultraは5G NTN衛星通信を初めて搭載し、ショートメッセージ機能だけでなく、音声通話機能もサポートします。

 

音声通話は緊急時の脱出に非常に役立つため、ZTE Axon 50 Ultraの衛星通信機能は、Huawei P60シリーズおよびMate X3よりも強力です。HuaweiとZTEの推進により、今後ほとんどのスマートフォンで「衛星通信が一般化」されることが予想されます。

 

前世代のZTE Axon 40 Ultraは、昨年5月9日に発表され、ディスプレイ内カメラ技術を採用していました。予習ポスターによれば、ZTE Axon 50 Ultraは、従来の中央穴あきディスプレイに戻っており、ディスプレイ下の前面カメラを搭載したNubia Z50 Ultraと区別しようとしている可能性があります。

 

スペック上では、ZTE Axon 50 Ultraは最新のSnapdragon 8Gen2、LPDDR5X、UFS 4.0の高性能コンポーネントを搭載し、全焦点距離の6400万画素トリプルメインカメラを備え、光学式手ブレ補正もサポートしています。また、100ワットの急速充電にも対応しています。前世代のZTE Axon 40 Ultraは、起売価格が4998元でしたが、ZTE Axon 50 Ultraはおそらく同じ価格で販売され、12GB + 256GBのスペックからスタートするでしょう。

 

メッセージの送受信に加えて、衛星通信による音声通話もサポートするというZTEのフラッグシップモデル「ZTE Axon 50 Ultra」。Huaweiを超える衛星通信技術を搭載したZTE Axon 50 UltraはZTEのシェアをどれくらい伸ばすのでしょうか。